ミナーバの三和です。

今回はフロント灰皿の照明が切れてしまったという小ネタです。車種はアルファ・ロメオ156ですが、旧くなってくるとどんな車種にでも起こってくるようなトラブルではありますね。経年劣化でカチカチになってしまった配線が灰皿の開閉の繰り返しに耐えられなく立って断線、というヤツです。

修理、といいましてもダメになっている配線を交換するだけなのですが、ここで一工夫しておきます。元の線（黄色×黒）と新しく作った線（赤×黒）を見ればわかると思いますが、稼働する部分にくるくると巻き癖を付けておきカールコードとすることによって伸縮性を持たせて耐久性を高めておきます。ちょっとのことですし、オーナー様が気付く部分ではありませんが、こういったところのひと手間の積み重ねがクルマを良くしていくことにつながるんです。