レッドポイントの赤座です。

プジョー106s16のエンジンマウント交換。

純正品が生産終了となってしまっていますので、社外品での対応となります。

作業を行った車両には、画像の黒いキャップのタイプが装着されていました。
黒いキャップ＝古いのです。
もっと古い純正品はオレンジのキャップです。
オレンジ→黒→白と年代別にキャップの色が変わります。

106のエンジンマウントは切れてしまった場合でも、マウントブラケットがボディ側に乗りかかるため、下まで行きすぎる事はありません。

前後方向と下側に対して保護する為のバッファもボロボロです。

マウント内部には振動緩和の為のダンパーオイルが封入されているのですが、そのオイルも流れでしまっている様です。

マウントの中央部のボルトはM8の細い物が使用されています。

疲労折損を防ぐため、強度を上げたボルトに交換します。

外したマウントと、新品マウントの軸部の下がりを比較

センター部にエンジンの重みが常にかかっていますので、ご覧のように
中心部が下がってきます。

これから106に乗るという方も多いですので、メカニカルパーツに関しては
生産終了情報をいち早くキャッチし、未然に部品調達なども行っています。