FLAT4代表の小森の相棒として活躍する、1959年 フォルクスワーゲン・タイプ-1 “5”シングルナンバー。
今回はインテリアの張り替え作業です。
　
　

ヘッドライナーの張り替えを行う前に、リアコンパートメントサウンドパディング(IN-610)を新品に交換。
パディングの劣化により低下していた遮音性が大幅にアップします。
ヘッドライナーのマテリアルは最高級GERMANスタイルのハイクォリティークロス(IN-534B)を使用します。
　

VW純正同様に毛足が長いハイクオリティのヘッドライナーは、その質感から高級感ある仕上がりを実現。
クロスの折り返しもVW純正同様に再現して丁寧に張り替えを行うことで、素材の素晴らしさが際立ちます。
ラグトップの開閉も考慮してのヘッドライナー張り替え作業は難易度も高いですが、ご覧の通り美しく仕上がりました。
　
　

フロアカーペットも最高級マテリアルのGERMANスクウェアウィーブ(IN-583ATN)をチョイス。
カラーもヘッドライナーに合わせてタンにしました。
リアコンパートメントもサウンドパディングの上にGERMANスクウェアウィーブカーペットを貼り付けます。
　
　

キレイになったフロアカーペットに合わせてラバーマットも新しくしたいところですが、
この車両は右ハンドル。’56-’59年式のラバーマットの通常ラインナップは左ハンドル用のみ。
右ハンドル用はスペシャルオーダーとなります。FLAT4ではファイヤーウォールラバーマットとセットで
販売中(SP-207)ですが、数量限定となりますので、’56-’59年式のタイプ-1オーナーの方は今のうちに入手しておきましょう！
さらに年式に関係なく右ハンドルのタイプ-1に使用できるFLAT4オリジナルフロアラバーマット(IN-630A/630B)もリリースいたしましたので、
こちらもおすすめです！
　
　

そして最後にクリーニングを施したシートとドアパネルをセット。シートはパディングを新品に交換したため、
張りのある引き締まった状態になりました。ドアパネルは貴重な’58-’59年式ONLYのVW純正オリジナルです。
これでインテリアの作業は完了となります。

次回はいよいよ最終回。細かなディテーリングと完成した状態をご紹介いたします。