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CAL-LOOK VWの新たなバイブル“The Complete Book of Cal Look”


Cal Look VWの新たなバイブルとして話題の雑誌、Street VWs特別編集 “The Complete Book of Cal Look”。
今回のブログでは掲載されているCal Look VWとこだわりのパーツチョイスをご紹介します!

 


Cal Look VWのエクステリアイメージを左右するホイールにおいて、断トツの装着率を誇るのはやはりBRM。
Cal Lookリバイバルの先駆けとなったBill Schwimmerの’59 Sunroof、Dave Masonの’62 Sedan、
Dave Rhoadsの’64 Sedan、Dave Kanaseの’64 Sedan等はいずれもBRMを装着し、
DKPカーといえばBRMホイールというイメージを根付かせたVWsです。

1975年のhot VWs誌California Lookスペシャルで紹介され、近年レストアによって蘇ったMarc Buehlerの
’51 SedanもBRMホイールを装着。モールレスのThe Look、ストックボディを生かしたModern Look、
いずれのスタイルにもBRMホイールはファーストチョイスとして間違いありません。
EMPI/SPEEDWELL製のオリジナルBRMはSUPER HARD TO FINDですが、FLAT4 BRMであればいつでもGET出来ます。
他メーカーからもBRMホイールのリプロダクションはリリースされていますが、極限までオリジナルディテールを
忠実に再現しているのはFLAT4 BRMのみ。日本のCal Look VWシーンにおいても、
格好良く決まったVWはどれもFLAT4 BRMを装着しています。

 


BRMに次いで装着率が高く人気があるのがPORSCHE 911(FUCHS)ホイール。
’70~’80年代を振り返る”BUG-IN Archives”でも多くの車両が装着している写真があり、
BRMと肩を並べるホイールであった事が伺えます。
DKPメンバーであるGreg BringtonもPORSCHE 911(FUCHS)ホイールを長年愛用し、
彼の’67 Sunroofにおけるアイデンティティのひとつとして認知されています。これらを見ても分かる通り、
The LookやModern LookにおけるPORSCHE 911(FUCHS)ホイールはフルポリッシュ+ブラックペイントであるのがセオリー。
BRM同様にオリジナルは入手困難ですが、FLAT4製であれば4.5J/5.5J/6J DEEPとサイズも豊富ですので、
The LookやModern Lookを追求するのにおすすめです。


EMPI GTも’70年代当時人気のあったホイールで、現在ではEMPIスタイル5スポーク/8スポークホイールとして
リプロダクトされています。以前のリプロダクションはセンターキャップがはめ込み式でしたが、
現在はオリジナル同様にビス留めのタイプとなってディテールアップされています。


BRMと並ぶ軽量マグネシウム合金ホイールであったのがAmerican Racing製Torq Thrust D。
オリジナルはHARD TO FINDながら、現在は”トルクスターホイール”としてリプロダクションがリリースされていますので、
気軽に当時の雰囲気を楽しむ事が出来ます。


エンジンパフォーマンスのアピールだけでなく、リア周りのルックスにも影響を与えるマフラーのチョイスも
Cal Lookにおいて重要な要素のひとつ。モールレス&ワンピースウインドーのThe Lookを追求したVWには
デュアルクワイエットマフラーが多く装着されています。
先述したDave Rhoadsの’64 Sedanと同じくDKPメンバーであるRick Sadlerの’67 Sedan、
VVKメンバーであったRuss Welchの’52 Sedanは、デュアルクワイエットマフラーを装着したThe Look。
モールを残したModern Lookがステンレス製A-1マフラー等がチョイスされるのに対し、
ディクロームが基本となるThe Lookにはブラックのデュアルクワイエットマフラーが好まれます。


インテリアの雰囲気を決定付けるステアリングホイールは特にオーナーの好みで分かれるところですが、
FLAT4 GTウッドの装着車両が多く見られます。定番の15”の雰囲気も良いですが、これからの装着をお考えの方には
NEWリリースとなる14”がおすすめ。ステンレス製スロットスポークや細身のマホガニーウッドグリップ等
EMPI製オリジナルと見間違う程の完成度で、今後CAL LOOKインテリアには必須のステアリングホイールとなるはずです。

 


“The Complete Book of Cal Look”にはCal Lookと深い関係がある当時のオリジナルホイールをまとめた
「Cal Look Wheel Guide」や、FLAT4で現在新品が入手出来るCal Lookアイテムを網羅した
「Cal Look Parts Catalog」も掲載。「○○頁のVWが履いているホイールは何だろう?」、
「このパーツが手に入るなら今度装着してみよう!」という様に、愛車をカスタムする上でのヒントや情報が凝縮されています。

“The Complete Book of Cal Look”はこれまでの曖昧なCal Lookの定義を見直し明確化した1冊です。
自分のVWはCal Lookと呼べるのか? 今後の方向性は間違っていないか? という問いに対する答えが必ず見つかります。

既に入手されてページをパラパラと捲っただけでちゃんと読んでいない方は、もう一度じっくりと読んで見て下さい。
編集者が一字一句魂を込めて綴った、Cal Lookに対する情熱がきっと伝わるはずです。
そしてまだ手にされていない方は、入手困難となる前に今すぐお求め下さい!

■Cal Look VWs Showcase!! ー FLAT4 Official Blog ー