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’50s・’60s・’70s、ヴィンテージVWの吸気系チューニングをご紹介



Street VWsの「Vintage Accessory Collectors Catalog」は’50年代〜のVWアクセサリーを解説する人気コーナー。
バックナンバーのVol.116では”Induction System(吸気システム)”としてデュアルキャブレターや過給器パーツが
貴重な当時のフォトと共に紹介されています。
 
 



’50年代はデュアルキャブレターの先駆けであるOKRASAやJUDSONスーパーチャージャーが全盛。
25/36HPといった非力なエンジンをいかにパワーアップさせるかという考えで生まれたアイテムで、
当時から高嶺の花であった為今もなおHARD TO FINDな物ばかり。
しかし現在はW/W OKRASA KIT(EG-100A)やPEPCOスタイルスーパーチャージャーKIT(CA-057)の登場により
ビンテージパフォーマンスが気軽に味わえるようになりました。
 
 



’60年代後半〜’70年代にはIDAやIDFを始めとするWEBERデュアルキャブレターがメジャーな存在に。
セッティングの容易さやリプレイスメントパーツの豊富さ、そして様々なサイズ(口径)のラインナップにより対応性が高く、
WEBERデュアルキャブレターは空冷VWにおける吸気チューニングの定番となります。
今日でもWEBERデュアルキャブレターKIT(CA-011~)はTYPE-1、TYPE-2、TYPE-3、K.GHIA等ほとんどの空冷VWを網羅しており、
KITを購入するだけで取り付けに必要なパーツが全て揃います。
 
 



’70年代にはKADRONデュアルキャブレターも登場。シングルバレルでセッティングが簡単な入門KITとして当時から人気でしたが生産中止に。
しかしその後SOLEX EIS(CA-000~001A)やEMPI 40K(CA-001E)としてリプロダクトされ、現在も多くの空冷VWオーナーによって愛用されています。
そして’80年代には様々なメーカーからターボチャージャーが登場。排気を利用してタービンを回す事でより多くの空気を送り込み
多大なパワーアップを果たすターボチャージャーですが、当時のKITはリアデッキリッドに収まらなかったり、レースを目的とした過激な物であったり、
ストリートユースには適さない物もありました。
しかし当社がリリースしたRLR/FLAT4 ターボチャージャーKIT(CA-058R)は、そういった懸念を解消した画期的なKITです。
ストックのTYPE-2の1600cc用に開発されたKITで、街乗りでも扱いやすく、コンパクトに収まる為エンジンリッドももちろん閉まります。
 
 



「Vintage Accessory Collectors Catalog」の前の記事に登場する’62 RAG TOPは貴重なビンテージパフォーマンスアイテムを惜しげも無く装着した1台で、
エンジンルームにはPEPCOスーパーチャージャー! 「’66年頃にVWでガッサーを作ったら」というテーマを定め、綿密な時代考証を元に作り上げたこのマシンは、
メジャーなJUDSONではなくPEPCOをチョイスする事が大きなこだわりとして車両の完成度を高めています。

パワーアップは勿論エンジンルームのルックス向上、車両全体の魅力も左右するデュアルキャブレター等の過給器パーツ。
Street VWs Vol.116の「Vintage Accessory Collectors Catalog」や他の格好良いVWを研究する事で、自分の好みや愛車に合ったデュアルキャブレターが何か見つかるはず。
「それでもまだどのKITが良いのか決めきれない!」「愛車のエンジンに装着出来るのか分からない!」等お悩みの場合は当社スタッフがアドバイスさせて頂きますので、
お気軽にご相談ください!!
 
 
■Induction Systemー FLAT4 Official Blog ー