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初代後期型ルノー・カングー タイミングベルトの交換/16万km/ベルトには経年劣化

レッドポイントの赤座です。

初代後期型ルノー・カングーのK4Mエンジンのタイミングベルトの交換を行いました。

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車検整備でお預かりのカングーは、タイミングベルト交換も行います。

走行距離は16万キロ台に入りました。当社で新車をご購入頂いたお客様のカングーです。

カングーのタイミングベルト交換の際は、エンジンマウントを取り外すのですが、外す前のマウント状態を見ると気になる事がありました。マウントブラケットに生じた隙間を見ると分かるのですが、向かって右が空いていて、左は詰まっています。この状態ですとアイドリング時に微振動が伝わりやすくなります。その代わり加即時にエンジンが倒れる動きを抑制する効果は高いです。車の性格によってこういった微調整を行うと尚良い仕上がりを得られます。
ちなみに新品マウント取り付け時は、ゴムが分厚い為にこの隙間は前後どちらも詰まった状態となります。暫く乗ってアタリが付いたら調整すると良いです。

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ベルト表面の微細なひび割れが目立ちました。今回のお預かりのタイミングで交換が出来てよかったです。

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クランクプーリーは今回は再使用しています。ダンパー部にズレが生じたら一発で分かるようにトルク管理マークを大きめに記載しました。

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今回の交換部品達です。ウォータポンプ・スパークプラグ・マウント・ベルト&テンショナです。

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