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数年来不動のフェラーリF355のエンジンを降ろします

Jスクエアの永井です。
数年間の不動状態で買い取らせていただいたフェラーリF355。
部品も到着しましたので、作業に取りかかります。


まずはエンジンを降ろしますが、その前にフロントボンネット内の
エアコンガスのサービスカプラーよりフロンガスを回収します。
ガス残量は100gほどでした。
 




続いて、リアバンパーとエンジンフードを外し、マフラーや補機類を外します。
F355の排気バルブは熱でダイヤフラムが壊れているケースが多いので、
マイティバックを使用して動作をチェックします。
 



さらに配線類や、ウォーターホース、燃料ホースなどを取り外します。
ちなみに作業時にはフェラーリ純正のフェンダーカバーを掛けています。
素材が厚く、非常に傷が付きにくくなっています。
 


今回はリアクランクシールの交換も行うので、先にトランスミッションを外します。
エンジンを先に降ろしてしまうと、ミッションを下から抜くことが不可能なため、
エンジンが車上にある状態でミッションだけ降ろします。この後、クラッチも交換します。

ミッションを外した後にエンジン側に見えているクランクシールからのオイル漏れは
ありませんでしたが、数年間エンジンがかけられていないため、後から漏れてくる可能性を
考慮し、交換することにします。


慎重に配線類を避けながらエンジン台にエンジンを載せてリフトを上げれば
エンジンの取り外しが完了です。

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