シトロエンC4ピカソ バッテリー上がり、電圧だけではわからない、内部抵抗を調べてみて交換
SEEの西城です。シトロエンC4ピカソ。
いよいよ花粉によって鼻の中の粘膜が剥がれる季節に突入しましたが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。鼻がツライですが、バッテリが上がってしまったC4ピカソのバッテリーを交換します。
バッテリーボックス
念のためOBDのポートにバックアップ電源を繋いでから作業を開始します。バックアップ電源を繋いでいるので、バッテリのプラス端子には絶縁物を被せて絶対にショートとかさせないようにします。エアクリーナのフタやパワーボード等を外してから、バッテリボックスのカバーやバッテリのリテーナを外すと、バッテリを降ろせます。
付いていたバッテリーの状態
付いていたバッテリーの状態を見てみました。内部抵抗が高くなっていて、取り出せる電流が半分以下になっています。電圧自体は12.4Vあるので、電圧だけではバッテリの良否の判断はできないという例です。
新品のバッテリーの状態
旧品と比べると、内部抵抗が半分以下です。取り出せる電流も定格通りです。電圧も12.7Vあるので、ほぼ満充電状態です。
完了
新品のバッテリーを載せて、付いていた通りに戻して終了です。エンジンが始動するまで結構長めのクランキングが必要でしたが、一度かかってしまえば以降は問題ありませんでした。念のため簡単な診断機でフォルトコードとか入っていないか見てみましたが、何も入っていませんでした。冬は気温が低く、バッテリ内部の化学反応が悪くなるため、バッテリが弱っているとトラブルになったりします。バッテリが弱っている兆候が現れたら、早めに交換することをお勧めします。
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フィアット850スポルト・スパイダーとフィアットX1/9 850、失火エンジンの不調、X1/9、キャブ問題、エンジンの不調、プラグの交換とキャブの修理によって復活
SEE 〜automobile〜 | 2024.03.07