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3代目イプシロンの乗り出しメンテ エアコンガス漏れ 不適切なシールリングが原因


こんにちは、レッドポイントです。
永くお付き合いさせていただいているお客様がイプシロンを増車されました。
日本国内ではクライスラー・イプシロンとして販売されていたモデルです。
購入後、すぐにお預かりさせていただき、乗り出しのリフレッシュメンテを行います。
 
順調に進めるぞ! と思った矢先にエアコンに問題があることが発覚。
初期症状としてはACオンでコンプレッサーが動かないというもの。
ガスチャージをするも数日でカラに。たった74グラムしか残っていませんでした。


これではエアコン効かないですね。
  
周囲を見渡すもそれらしいガス漏れ箇所は見つからず。
まさか室内のエバポレーターなんてことはないよな・・・
と思った矢先に見つけましたよ。


エキスパンションバルブ付近、UVライトにガスに混ぜた蛍光剤が反応しました!
 
シールリングの交換で治ればラッキー。
そんな思いで分解してみると・・・



 
エンジンルーム側のシールリングがなんだかおかしいです。
変質しているし、サイズが合っていない。


こりゃどこかで一度修理しているな、という雰囲気です。

こうなると大変なのがシール選びです。純正のパーツリストから
ぴったりの物を選び出すことが至難の業なんです。
ひとまず近いシールをひと通り発注します。
さて、適正なシールが届くのでしょうか・・・

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