働くクルマの色褪せた赤色はどう調色する? 『できないのではなく、敢えてしない』選択も
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こんにちは、羽鳥鈑金塗装工業所のハトリです。
こちらは鈑金塗装中の赤い働くクルマ。
赤いボディカラーがスゴい色褪せですね。
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リアゲートを交換するために、リアガラスは外されております。
ガラスとモールで隠れていた、新車時のボディ色との色の差がスゴいですよね。
こんな時、調色はどうするの? 色褪せた色で色合わせするの? と思いますよね。
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この手の色褪せの場合、しかもこういった働くクルマの場合、
ワタクシは配合表通りで色を作り、それ以上の調色はしません。
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コレ、色褪せた色に合わせると、その後さらに色あせする。
かといって調合しないと色が全然違う・・・
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見てください、このボディとバンパーの色の違いを・・・
だから色合わせ調合をするだけ「ムダな時間」だと私は考えます。
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手抜き? いやいや、決して違うのです。
この色褪せを厳密に色合わせしてごらんなさい。 どこに色を合わせるんですか?
どこまで色褪せ感を再現します? いたちごっこになるんです。だからこそ・・・
これが個人のお客様の大切なクルマで「いくらかかってもいいから、できるだけ色を合わせて欲しい」
というのでしたら、もちろんやります。でも、お仕事のクルマにはご予算にも限りがありますよね。
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だからといって下地から下色塗り、乾燥、研ぎを入れて赤色の上塗りと、
各工程での手抜きは一切ありません。お客様が求める仕上がりを実現するだけです。
羽鳥鈑金塗装工業所
神奈川県横浜市都筑区川向町922-20
TEL : 0120-471-980(フリーダイヤル)/ 045-471-9800
営業時間:9:00〜21:00 定休日:日曜日(ただし連絡いただければ受付対応は可能)
http://www.hatori.co.jp/ E-mail : [email protected]
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