アウディA1 1.0 TFSI SE

公開 : 2014.12.09 23:50  更新 : 2017.05.29 18:15

■どんなクルマ?

うっすらとお化粧直ししたアウディA1。ディテールの変更がいくつかなされているが、よく注意して見ないと見落としてしまいそうだ。しかし大きなニュースもある。アウディが初めて3気筒ガソリン・エンジンを採用したことだ。

程なくしてフォルクスワーゲン・ポロにも導入される予定の95psを発生する1.0ℓユニットが今回の目玉。1.2ℓ TFSIユニットの後継にあたり、現行のミニと真っ向勝負することになる。

もちろん他のユニットにも少しずつ改良が施されており、1.6ℓ TDIのCO2排出量は92g/kmに抑えられ、複合サイクル燃費は28.6km/ℓをマークするに至った。なお標準のトランスミッションは5速/6速のMTと変化はないが、アウディ製7速デュアル-クラッチ・オートマティックが全グレードに組み合わされるようになったのも、このモデルチェンジにおける大きな変更点だ。

外観は新しいグリルやバンパー、ヘッドライトなど、最新のアウディのモデル勢と共通点の多いデザインへ変更。ステアリングは電子制御に変わり、アダプティブ・ダンパーが初めてオプション・リストに加わった。

ドライブ・セレクト・システムはスポーツ・トリムとS-ラインのモデルには標準。またこのシステム以外にも、トリムの選択肢とオプション・リストに若干の変更が加えられている。このページでテストする3気筒のモデルは年始まで待たなければならないが(価格や詳細な諸元も正式にはまだ)、一方の3ドア・ディーゼルSEは£15,390(291万円)からとなり、英国では今から予約が可能。納車は来春となる見通しだ。

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