第5世代のオペル/ヴォグゾール・コルサは2014年4月発売

公開 : 2012.08.17 11:40  更新 : 2017.06.01 01:01

高い評価を受けているヴォグゾール・アストラのデザインが、第5世代のオペル/ヴォグゾール・コルサに大きな影響を及ぼすと関係筋は明らかにした。この新しいスーパーミニは2014年4月から生産がされる予定で、効率的なエンジンとエントリー・レベルのモデルでは1トンを切るという軽さが大きな特徴だ。

コルサのデザインは、アストラGTCから派生したものとなる。現在のコルサの外観もヒットしているが、より劇的に小粋なスタイルにすることで、その成長を維持していこうというものだ。3ドア・モデルは、クーペのようなプロファイルを持つ5ドアよりも大胆なデザインとなる。しかし、2つのボディ共にアストラGTCに感化されたフロント・エンドを持つ。また、そのドアは、ヴォグゾールでおなじみになったブレード・デザインが破棄されるようだ。

新しいコルサ(内部的にはコルサEと呼ばれている)は、GMのガンマIIプラットフォームの上に設計されている。このプラットフォームはシボレー・アヴェオやもうすぐ発表になるヴォグゾール・モッカにも使われているものだ。このプラットフォームは様々な長さと幅に適応できるもので、コルサは5ドアの場合、3999mmの全長、1737mmの全幅、1488mmの全高となる予定だ。ガンマIIプラットフォームは、現在のコルサのプラットフォームよりも50kgの軽量化が可能だ。基本設計は韓国のGMで行われているが、そのエンジニアリングの多くはドイツで行われるという。また、初期のデザインは韓国で行われたが、これも最終的にはヨーロッパのデザイン・チームが仕上げている。キャデラックビュイックのデザインに移動したマーク・アダムスの代わりに、デービッド・ライアンズによって行われたものだ。

サスペンションは、フロントがマクファーソン・ストラット、リアがトーション・ビームというレイアウトで、ステアリングは電気機械アシストとなる。

エンジンは3気筒の1.0リッターおよび4気筒の1.4リッター・ガソリンが用意される。また、1.6リッターのディーゼル・エンジンも搭載される。

6速マニュアルが現在の5速マニュアルに代わるスタンダードなギアボックスとなる。アイドリング・ストップは全てのモデルに標準だ。オペル/ヴォグゾールは7速のデュアル・クラッチも持っているが、これがコルサに搭載されるかどうかは不明だ。

オペル/ヴォグゾールは、1年間で50万台のセールスを狙っている。そして、そのうち40万台はヨーロッパ市場で販売する予定だ。

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