BMW 5シリーズ・ツーリング最新画像

公開 : 2015.10.15 22:30  更新 : 2017.06.01 02:03

2017年の中盤に到着予定の次期BMW 5シリーズ・ツーリングのテスト風景をキャッチした。

5シリーズ・セダンが販売開始後3ヶ月でディーラーに並べられる予定であり、ライバルはアウディA6アバント、ジャガーXFスポーツブレーク、メルセデス・ベンツEクラス・エステートとなるだろう。

セダン同様、外観のデザインはワイドなキドニー・グリルをを基調とした最新の言語を採用している。これは最新の7シリーズや2014年のグランルッソ・クーペからインスパイアされたものだ。

トランク容量も現行の560ℓから拡大され、シートを倒した状態でも1670ℓから拡大されるのだという。

エンジンは5シリーズ・サルーンとシェアすることから、4/6気筒が販売時から組み合わされる。排気量はディーゼル/ガソリンの両方が2.0ℓと3.0ℓとなる予定であり、トリプル・ターボの3.0ℓ 6気筒の後継版の採用もありえる。

さらに、ハイエンド・グレードにはクアッド・ターボの6気筒が組み合わされる。こちらの出力は406ps/81.6kg-mを超えそうだ。

なお他国では新しく設計されたV8エンジンの販売も考えられているようだが、英国内に輸入されるかどうかはまだわからない。

さらに5シリーズ・ツーリング・ハイブリッドの可能性もある。こちらは2.0ℓの4気筒ガソリンと電気モーターを組み合わせ、総出力は245psと40.8kg-mになりそう。つまり3シリーズeドライブで採用されたセットアップなのである。

また終盤には、新型の3気筒1.5ℓガソリン/ディーゼル・ターボも搭載される可能性がある。さらに厳しくなるエミッション・レギュレーションに対応するためだ。両方とも電気モーターと組み合わされる可能性もある。

トランスミッションは6速マニュアルと9速オートマティックの2種となる。

プラットフォームはOKL(Oberklasse=‘ラグジュアリー・クラス’)と呼ばれる最新式のものが使用される。X5、X6、X7も使用するものだ。

セダン・タイプでは520iの1785kgを下回る乾燥重量となることも予想される。

また新型M5は、現行の4.4ℓ V8ツインターボの改良版を搭載することになる。排気効率を高めた最新の直噴システムは、現行の570psより38ps増の、608psに迫る最高出力を発揮するといわれる。

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