ホンダNSX GT3がワールド・プレミア

公開 : 2016.03.24 23:15  更新 : 2017.06.01 01:34

ホンダ(アキュラ)は、NSXのGT3バージョンを公開した。北米内のレースに出場するためのモデルである。

エンジンはバンク角75度の3.5ℓターボを搭載。これはスタンダードなNSXと同じであり内部も共通パーツが多いとのことだが、9速デュアル・クラッチや3機のモーターを搭載するかどうかは明らかになっていない。

その代わりに、6速シーケンシャル・シフトを搭載する可能性が高いようで、軽量化のためにバッテリーを取り除くことも検討中のようだ。アルミ・シャシーは基準車に近いが、駆動方式はFRのみとなるという。

エアロダイナミクスはGT3専用となり、フロント・スプリッター、大型リア・ウイング、アンダーボディ・ディフューザー、エンジン冷却のための大型のダクト/ベントは基準車には見られない特徴である。

初期の開発は日本で行われ、テストはヨーロッパ。拠点はアキュラのオハイオ工場(基準車のホームでもある)となり、テストの多くは北米内のサーキットを使用する。ル・マン出場が発表されたとしても自然な流れだ。

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