メルセデス・ベンツE220d SE

公開 : 2016.04.21 23:50  更新 : 2017.05.13 12:50

ディーゼル・エンジンを搭載したエントリー・グレードのEクラスは、エンジンに加え穏やかな動作が好ましい。運転好きのためのクルマではないが、気持ちがリラックスし、安全にドライブできるだろう。

■どんなクルマ?

最新のEクラスを英国内でテストするのは今回がはじめて。コード・ネームOM654の最新の2.0ℓディーゼル・エンジンを搭載することから、燃料消費率に重きを置く、社用車としての使用を検討する層に響くだろう。このエンジンは、0-100km/hタイムが7.5秒を切ることに加え、燃費の数値とCO2エミッションがメルセデスの自慢である。

先代に比べると、車体は大きくなっているが重量は軽くなり、剛性が高まっている。準自動運転技術を盛り込んでおり、インテリアの大半はSクラスの言語を踏襲している。開発期間は比較的長く、目から入ってくる情報で心地よさを感じさせるにはどうしたらいいのか? とエンジニアは考え抜いたのだそうだ。Cより大きく、Sより小さい最新のEの完成度はどうだろう?

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