マツダ・アテンザにG-ベクタリング・コントロールを採用し発売

2016.08.25

マツダは、フラッグシップ・モデルのアテンザを商品改良して発売した。

今回の改良では、高品質な素材と上質感のあるインテリア・デザインを採用。また、人間の身体感覚にあった自然な挙動を実現するG-ベクタリング・コントロールやディーゼル・エンジンのノック音を抑制するナチュラル・サウンド周波数コントロールなどの最新技術を採用。さらに歩行者検知が可能になったi-アクティブセンスの機能も充実させている。

エクステリアでは金属質感を表現した新色のマシーングレー・プレミアムメタリック(写真上)を採用。

インテリアではLパッケージの天井とピラーをブラックにし、白と黒のインテリアカラーを設定することで落ち着きのある空間を表現。シート素材は滑らかな触感のナッパレザーを採用した。また、インパネ・デコレーションパネルやドアトリム・スイッチ、シフトパネルは専用カラーでコーディネートし、パワーシート・スイッチ、グローブボックスのノブも専用加飾で高品質感を演出した。

走行面ではアクセラにつづいてG-ベクタリング・コントロールを採用。さらにディーゼル仕様ではエンジンのトルク応答を緻密にコントロールするDE加給制御を採用したほか、ノック音の音量が大きい周波数別に静粛性を向上させるナチュラル・サウンドスムーザーとナチュラル・サウンド周波数コントロールを装備した。

ほかにもフロントドアガラスの板厚アップやトップシーリングの吸音材面積拡大、Lパッケージではフロントドアガラスに遮音ガラスを採用している。

先進安全機能については、アクティブ・ドライビング・ディスプレイの視認性を向上。アドバンスト・スマートシティ・ブレーキ・サポートは検知デバイスを改良することで検知対象を車両のみから歩行者にまで拡大。作動速度域も拡大された。これにくわえて、走行中に交通標識などを読み取り、アクティブ・ドライビング・ディスプレイに表示するほか、制限速度超過をディスプレイ内やブザーで警告する交通標識認識システムを装備した。

価格は2,764,800円から4,001,400円。


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