BMW M135i xDrive

公開 : 2012.02.25 09:30  更新 : 2017.06.01 00:54

BMWは来月のジュネーブ・モーターショーで、第2世代の1シリーズに300bhpの直6エンジンを搭載したM135iのコンセプトカー、M135i xDriveを発表する。

アウディRS3に対抗するこのハイパー・ハッチバックは、最近発表されたM550d xDriveやX5 M50d、X6 M50dと共に新しいBMWのMパフォーマンス・ラインナップの1台であり、2012年の終わりに英国で販売が開始されると思われる。

また、これは第2世代の1シリーズの最初の3ドア・バージョンでもある。この3ドア・バージョンは5ドアと同じく4気筒のガソリンおよびディーゼル・エンジンを搭載し、今年半ばから販売される。

詳細は不明だが、BMWの情報筋によれば、新しいこのハッチバックはM54Sの名で呼ばれている3.0リッター直6のツインターボ・エンジンを搭載し、パワーは320bhp、トルクは45.9kg-mを絞り出しているという。

また、後輪駆動のみだった旧M135iクーペとは異なり、オプションで4WDが用意されることをAutocarでは掴んでいる。但し、残念ながらM135i xDriveは左ハンドルだけが用意されるとのことで、英国での販売はないようだ。

噂によれば乾燥重量は1500kgだというから、パワーウエイトレシオは220bhp/トンとなる。その結果、ミュンヘンのハイパー・ハッチは、0-100km/h加速4.9秒、0-200km/h加速17.3秒という数値をマークする。但し、最高速度は250km/hでリミッターが効く。

低い車高と18インチのアロイ・ホイール、そして見直されたサスペンションによって、ドライブトレーンもグレードアップされている。また、ブレーキもフロントがΦ360、リアがΦ350にサイズアップされている。

BMWはそのハンドリングに関して「全体的な機敏さと正確さにおいて著しい改善があった」としている。

通常の1シリーズと区別するために、M135i xDriveは特徴的なボディ・キットを纏う。典型的なMディビジョンのスタイルであるフロント・パンバー、LEDヘッドランプ、独自デザインのミラー・ハウジング、ワイドなドア・シル、ツイン・テール・パイプを備えたリア・バンパーなどだ。

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