レクサスIS300h Fスポーツ

公開 : 2016.12.26 05:55  更新 : 2017.05.29 19:23

  • スピンドルグリルと台形状のバンパーコーナーが、今まで以上に立体的になった新型。

  • インフォテインメントの画面は10.3インチに拡大。

BMW3シリーズに狙いを定めるレクサスISが、先ごろマイナーチェンジを受けた。今回はそのハイブリッド・モデルをサーキットとストリートで試す。

■どんなクルマ?

レクサスのオールラインナップ試乗会が、袖ケ浦フォレストレースウエイで行われた。

まずはマイナーチェンジを行ったIS。ライバルにメルセデス・ベンツCクラス、BMW 3シリーズアウディA4と世界に名だたる手強い相手と戦うISの、というかレクサスの特長は、日本流のきめ細やかな造り(この場合はインテリア)や配慮によるおもてなしの心。クルマに “わびさび” がある事。と、技術面ではフルハイブリッドを持つ事に加えて、世界的なダウンサイジングに合わせて、2ℓ直4ターボ + 8速AT搭載の2WD IS200tをラインナップ。

試乗はもちろん公道も行われるが、試乗の順列により我々は先にサーキット走行から。「ISでサーキット走行なんてしないよ!!」 と言う声はごもっとも。しかしここ “フォレストレースウエイ” の素晴らしさは、路面のミュー(摩擦係数)が一般公道のそれと変わりない。つまり公道では不可能な速度域を「安全に、しかもハイグリップなサーキットの路面ではない一般舗装の上で、クルマが持つ本来の特徴を掴める」という事から “真実を掴めるフォレストレースウエイ” は我々業界関係者にも安全性を含めて重宝な場所なのである。

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