韓国第3のメーカーの7シーターSUVコンセプト、サンヨンXAVL ジュネーブ

公開 : 2017.03.08 19:02  更新 : 2021.03.05 21:35

ジュネーブ・モーターショーで韓国のメーカー、サンヨンのコンセプト・モデル、XAVLが公開された。

2020年以降の発売

サンヨンは、インドのマヒンドラ&マヒンドラ社が株式の70%を持つ韓国の第3の自動車メーカーで、ヒュンダイ、キアに次ぐ準大手だ。

このXAVLは、コンラドよりひとつ上のクラスのモデルのプレビューとされ、プロダクション・モデルに移行すると考えられている。サンヨンのラインナップではレクストンの下にポジショニングされるモデルだ。

しかし、このXAVLのプロダクション・モデルは、2020年まで販売される計画はないという。

サンヨンは2020年までに3つの新しいモデルをリリースすると発表し、生産を年間500,000台にまで伸ばす予定だ。その3つのモデルとは、次期レクストン、レクストン・ベースのピックアップ、そして第3世代のコランドだ。XAVLのプロダクション・モデルは、この3台の後のリリースとなる。

XAVの7シーター版

XAVLは、2015年のフランクフルト・モーターショーでデビューした5シーターのXAVを7シーターにしたもので、2WDのSUVだ。エンジンは1.5ℓガソリンと1.6ℓディーゼルが搭載されると予想される。

また、コクピットには新しい10.25インチの液晶や、ナビゲーション、エアコンなどが装備される。

更に、エマージェンシー・ブレーキ、レーン・チェンジ・アシスト、レーン・キープ・アシスト、ハイビーム・アシスト、リア・クロス・トラフィック・アラートなどの安全装備も付けられる。

このコンセプト・モデルのサイズは、4630mm×1866mm×1640mmで、ホイールベースは2775mmだ。

ライバルはスコダ・コディアックや日産エクストレイルで、価格はライバル達よりも安く設定されることになる。

▶ 2017 ジュネーブ・モーターショー

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