インフィニティQ50

公開 : 2013.03.06 15:26  更新 : 2021.06.24 12:34

ジュネーブ・モーターショーで、ルノー-日産とダイムラーとのタイアップによるメルセデスから供給される4気筒ディーゼルを積んだインフィニティQ50が発表された。このQ50は、BMW 3シリーズに対抗するモデルで、以前はG37と呼ばれていたモデルだ。

これまではV6ガソリン・エンジンのみが搭載されていたことで、そのセールスを延ばすことができなかったが、新たにメルセデス製の4気筒ディーゼルを手に入れたことで、ぐっと競争力が伸びたことになる。

2143ccのディーゼル・エンジンは、CクラスEクラスなど広く搭載されているもので、168bhpのパワーと40.8kg-mのトルクを持つ。トランスミッションもメルセデス製で、6速マニュアルまたは7速オートマティックが組み合わせられる。

パフォーマンスは最終的な数値こそ発表になっていないが、0-100km/h加速は9秒未満。最高速度は230km/hと予想される。また、その燃費は22.7km/ℓ、CO2排出量は115g/km未満となる。

新しいQ50は、今秋からヨーロッパで発売が予定されているが、それと同時にハイブリッド版も用意される。これはV6ガソリン・エンジンと電気モーターを組み合わせたもので、その合計出力は359bhp。後輪駆動および4輪駆動が用意される。
 
 
ジュネーブ・モーターショー特設ページ

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