新しいアルピーヌはポルシェ911を目指す

公開 : 2013.06.11 15:18  更新 : 2017.06.01 02:00

新しいアルピーヌは、そのブランドを確立するという意味において、ポルシェ911のような存在になるべきだと、ルノーのデザイン・チーフ、ローレンス・ヴァン・デン・アッカーは語った。

ルノーがアルピーヌ・ブランドをリバイバルする新しいモデルは2016年に£50,000(770万円)という価格で販売される予定だ。パフォーマンスはボクスターと同程度であるように思われているが、ヴァン・デン・アッカーによれば、その存在はポルシェ911のようなイコン的雰囲気を作る必要があるという。

「アルピーヌの20年のギャップを埋めるだけでなく、信じうる製品にする必要がある。」とヴァン・デン・アッカー。「アルピーヌの基盤をつくることが重要だ。それがキチンと出来たのなら、次にパナメーラのようなクルマを生み出すことも可能になる。」と語った。

アルピーヌの最初のプロジェクトはケータハムとの共同のプロジェクトだ。しかし、ヴァン・デン・アッカーは、トヨタGT86とスバルBRZのようなほとんど同一のクルマにはならないと強調している。

「われわれはそのようなクルマを造るためにはならない。2台のクルマは明らかに異なる必要があるのだ。と同時に、アルピーヌはスポーツカーというだけでなく、唯美主義者のためのクルマでなくてはならない。」

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