BMW 6シリーズ全車に衝突回避・被害軽減ブレーキを標準装備

2013.08.27

ビー・エム・ダブリューは、歩行者検知機能付き衝突回避・被害軽減ブレーキを6シリーズに全車標準装備し、8月27日より発売を開始した。

前方の監視を行い安全なドライビングに貢献するドライビング・アシストは、衝突の危険性が高まった際にドライバーに警告を発する前車接近警告機能、追突が不可避な場合に短時間軽いブレーキをかけ衝突を回避・被害の軽減を図る衝突回避・被害軽減ブレーキ、車線の逸脱をドライバーに警告するレーン・ディパーチャー・ウォーニングで構成される。また、歩行者検知機能の採用により、歩行者への接近に対しても、ドライバーへの警告と衝突回避・被害軽減ブレーキを作動させる。

さらに、アクティブ・プロテクションが全車標準装備された。これは、衝突の危険性が高まったとシステムが判断した場合に、フロントのシートベルトを引き締めるとともに、開いているウインドーや電動サンルーフ(640iクーペ、640iグラン クーペ、650iクーペ、および、650iグラン クーペにオプション装備)を自動的に閉め、助手席の着座位置を適切なポジションへ調整し、万が一の際に、乗員を最適に保護するシステムだ。また、事故が発生した際には、システムが車両を減速させ、さらなる衝突の防止または被害を最小限に抑えることが可能だ。加えて、システムが運転中のステアリング操作や車速などの情報をもとにドライバーの疲労を判断し、コントロール・ディスプレイにて休息を促すことで、安全なドライビングに貢献するというもの。

価格は9,450,000円から17,700,000円。

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