フランクフルト・モーターショー:アウディA3カブリオレ

公開 : 2013.09.10 19:30  更新 : 2017.06.01 02:15

アウディA3カブリオレがフランクフルト・モーターショーで発表された。このA3第4のボディは、旧モデルよりも大きく軽い。

アウディはA3カブリオレにエレガントなスタイルを持たせるために、全長を180mm延長した4420mmにした。そしてMQBプラットフォームの採用によって、その重量は50kg軽くなった1365kgとなった。また、アウディはボディ剛性も向上したと主張している。

2014年モデルのA3カブリオレは、最高50km/hでルーフの開閉が可能で、要する時間は18秒であるという。また、折りたたんでも、ブート・スペースの犠牲となるのは最小限だという。オプションとなるアコースティック・トップは、キャビンノイズの減少と、ヘッドクリアランスの向上がなされ、フロント・シート・ヒーターがセットとなる。また、この他のオプションとしては、クルーズ・コントロール、バング・アンド・オルフセンのオーディオ、Wi-Fiなどが設定されている。

エンジンは、148bhpの1.4TFSI、178bhpの1.8TSFI、そして168bhpの2.0TDIディーゼルが当初用意され、296bhpのパワーユニットを搭載するS3カブリオレはその後に追加される予定だ。

以前のモデルよりも12%燃費が向上したとされるのは、7速Sトロニック・ギアボックスとシリンダー・ストップ・テクノロジーが採用された結果。6速マニュアルも用意される。クアトロ・モデルは、S3同様、発表後の追加モデルとなる。

S3カブリオレは、2014年第一四半期に登場予定。エンジンは296bhp、38.7kg-mの2.0ℓTFSIで、6速のSトロニックとの組み合わせで、0-100km/h加速5.4秒というパフォーマンスを持つ。標準でクワトロ・システムが装備され、その車高はスタンダードなA3よりも25mm低い。18インチ・ホイールと17インチ・ブレーキが標準で、マグネティック・ライドと19インチ・ホイールの組み合わせがオプションとなる。

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