マクラーレン12C GTスプリント

公開 : 2013.10.02 20:00  更新 : 2021.03.05 18:51

サーキットに焦点を当てたマクラーレン12C GTスプリントが£195,000(3,093万円)と発表された。

この12C GTスプリントは、マクラーレンのレースカー・ディビジョンであるマクラーレンGTで製作されるもので、ベースはスタンダートな12Cだが、その随所にサーキットでの使用を目的とした装備がなされたモデルだ。

先ず特徴的なのはブレーキ・ステアだ。これはアクティブ・エアブレーキと、再調整されたプロアクティブ・シャシー・コントロール(PCC)を組み合わせたもので、個々のドライバーの経験を基にセッティングが可能だという。

エンジンは616bhpの3.8ℓツインターボで、7速のデュアル・クラッチと組み合わせられる。また、オイルおよびウォーター・クーリングも特別なもので、12C GT3と同様のフロント・センター・ラジエーターが装着される。

PPCが組み込まれたサスペンションは、スタンダード・モデルよりも車高が40mm低くセットされている。マクラーレンはこのチューニングがピレリのスリック・タイヤとの組み合わせで、非常に安定したものになるとしている。

12C GTスプリントも、ダンピング、ロール剛性、ESPセッティングなどを3つのモードに変更することが可能。

外観は、よりアグレッシブなフロント・バンパー、GT3から移植されたボンネットと大きなラジエーター・アウトレット・ダクト、フロント・ウイング・ルーバーなどが特徴。また、カーボンファイバー製のリア・ウイングも装備される。

インテリアは、FIAのレギュレーションに従ったロールバーが装備され、消火システムも取り付けられる。ダッシュボードは完全にカーボンファイバー製で、デジタル・ディスプレイが配置される。

関連テーマ

おすすめ記事

 

自動車ニュースの人気画像