インフィニティは、Q50オールージュのティーザー・ビデオを公開した。このビデオでは、Q50オールージュのエグゾースト・ノートが主に収録されている。

このQ50オールージュの詳細については、3月のジュネーブ・モーターショーで発表されることになっており、それまではそのスペックは公開されていないが、インフィニティのトップ、ヨハン・デ・ナイシェンによれば、そのパワーは500ps、トルクは83.0kg-mになるという。

「われわれは強制誘導の大きなV8エンジンをQ50オールージュに与えた。また、そのデザインは、たくましさ、洗練さ、そして控えめながらパフォーマンスを表したものだ。」とナイシェンは語っている。

Q50オールージュは、ベースのQ50より低く幅広く、カーボンファイバー製のフロント・スピリッターとリアのディフューザー、サイドスカートを持つ。ルーフとドア・プロファイルのみが従来のQ50と同じだという。

ホイールは21インチにアップグレードされ、デュアル・エグゾースト・システムを持つ。また、ルーフとドア・ミラーはカーボンファイバー製となる。

インフィニティのエグゼクティブ・デザイン・ディレクターのアルフォンソ・アルバイサは、「デザインにはF-1からのインスピレーションを受けた部分も多い。特に、フロント・ウイングやリアのエアロダイナミクスなパッケージはRB9からの影響が大きい。」とコメントしている。

▶ 2014 ジュネーブ・モーターショー