ベビー・ジープ、レネゲードがデビュー

公開 : 2014.03.04 21:58  更新 : 2017.06.01 02:14

ジープの新しいBセグメント・モデルがジュネーブ・モーターショーでデビューした。そしえ、ネーミングにはジープの中でも有名なシリーズ名であるレネゲードが使われた。

このフィアット500Lベースのレネゲードは、南イタリアのフィアット・メルフィ工場で生産が行われ、今年後半から、ヨーロッパとラテン・アメリカで販売が予定されている。現時点では右ハンドルは計画中で、当初は左ハンドルのみが製造される。100ヶ国以上のジープの輸出先へも来年中頃までにはデリバリーが開始される。

レネゲートのデザインは、最近フェイスリフトされたラングラーのイメージを移植したもの。4.2mのレネゲートのCd値は0.36と極めて低い。

その古典的とも言えるルックスに反して、メカニズムはグッとモダーンなものだ。フィアット500Lおよび500Xと同じスティール・モノコック・ボディは、洗練さと静粛性を目指したという。サスペンションは4輪独立懸架で、フロントがマクファーソン・ストラット、リアがチャプマン・ストラットだ。ステアリングは電動パワー・アシスト付き。ブレーキは4輪ディスクだ。

エンジンは、ガソリンが、140psおよび170psのフィアット製のノンターボ1.4ℓ16バルブ・マルチエア4気筒と、187psのノンターボ2.4ℓタイガーシャーク・エンジン。ディーゼルが、110psのノンターボ1.6ℓ、120psの1.6ℓターボ、そして140psの2.0ℓというラインナップ。これに4速、5速のマニュアル、6速のデュアル・クラッチ、そして9速のオートマティックが組み合わせられる。

トリムは4つ。トップ・グレードはトレイルホークで、30mm上げられた車高と、オフロード用の17インチ・ホイール、そしえ牽引フックとサイドプレートを持つ。

ジープのエクスパートは、トレイクホークの高い車高と短いオーバーハングは、クラス最高の4×4能力を発揮するとコメントしている。

▶ 2014 ジュネーブ・モーターショー

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