ラダ・ベスタはダットサンGOがベース

公開 : 2014.03.25 21:00  更新 : 2017.06.01 02:13

ラダのコンパクト4ドア・サルーン、ベスタは来年登場予定だ。これは、いままでのプリオラに変わるモデルとなる。

デザインは、以前ボルボのデザイナーだった英国人、スティーブ・マティンが手がけたもの。そのベースとなるのは、3.8mの全長を持つダットサンGOだ。価格については、インドでのダットサンGOの£3,200(54万円)よりは若干高くなりそうだ。

ラダの社長、ボー・アンダースソンは、自動車専門サイト、ジャスト・オートのインタビューに「われわれはロシアの自動車メーカーに誇りを取り戻す。」とコメントしている。彼はラダ・ブランドが中期的にはロシアの新車市場の20%になることを望んでいる。

ロシアの自動車購入者は、基本的に愛国精神に溢れているとされているが、それでも最新のラダの各モデルは、西ヨーロッパのモデルに対して非常に遅れをとっている。それを回復させるために、日産はダットサン・ブランドを復活させ、低コストのスーパー・ミニの製造をスタートしたのである。新しいラダ・ベスタは可能性を秘めたモデルとなろう。

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