プジョー508をフェイスリフト

公開 : 2014.06.19 22:10  更新 : 2017.06.01 02:12

プジョー508がこの9月にフェイスリフトされる。その写真が公開された。

フォード・モンデオのライバルであるこのモデルは、サルーン、エステート、そして車高の上げられたRXHという3つのボディを持つ。それぞれ新しいフロント・エンドとリア・エンドが与えられ、はじめてライオン・バッジがグリルの中央に付けられた。また、その新しいヘッドランプおよびテールランプはLED製となる。

ボンネットも新たにデザインが施され、それにともなってフロント・バンパー、リア・バンパー共にリデザインされている。

インテリアは最新の308にインスピレーションを受けたもので、ボタン数を減らすために7インチのタッチ・スクリーンを持つインフォテーメント・システムの機能が増やされた。また、ダイヤルやインストルメントも新デザインとされ、カラー・ヘッドアップ・ディスプレイは標準装備となる。ブラインド・スポット・モニターとリア・ビュー・カメラはオプションとして用意される。

新しいエンジンもラインアップされた。ユーロ6対応の1.6ℓターボ・ガソリンは、それまの158psから167psにパワーアップされただけでなく、エミッションも向上している。

また、ブルーHDi 2.0ℓディーゼルも加えられた。これが180psのパワーで111g/kmのCO2排出量を持つものと、150psで105g/kmのCO2排出量を持つものが用意される。

また、サルーンとRXHにはディーゼル・ハイブリッドも設定される。このハイブリッドは、これまでの107g/kmから85g/kmにCO2排出量が減らされている。

この新しい508は、8月のモスクワ・モーターショーで一般公開が予定されている。

また、プジョーのボス、マキシム・ピカットがAUTOCARに話したところによれば、このフェイスリフトと平行して、508に2つのボディ・スタイルを追加する計画があるという。

メルセデス・ベンツCLSEクラスの関係のように、同じコンポーネンツを使いながらも全く違う層にアピールするものを造り上げるのだという。具体的にはイグザルト・コンセプトのようなモデルであるという。

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