ケータハム・セブン・スーパーライトR500生産終了

公開 : 2014.07.09 22:00  更新 : 2017.06.01 02:12

7月7日、ダットフォードのファクトリーで生産された174台目のモデルで、ケータハム・セブン・スーパーライトR500の生産が終了した。

スーパーライトR500は、2008年に導入されたモデルで、267psを発揮するフォード・デュラテック・エンジンを搭載。0-100km/hが2.88秒というスーパーカーをも凌ぐタイムを稼ぎだしていた。2013年にスーパーチャージの620Rが登場するまで、最速のセブンでもあった。

ケーターハム・グループのグレアム・マクドナルドは、「スーパーライトR500は多くの点で先例となるモデルだった。一般路上やサーキットでのパフォーマンスは、われわれのブランドに多大な影響を及ぼしたモデルでもある。また、はじめてシーケンシャル・ギアボックスを採用したケータハムでもある。21世紀に入ったケータハムが、コーリン・チャプマンの精神を受け継ぎながらも、より楽しいドライビングが楽しめるマシンでもあった。」と語っている。

スーパーライトR500の主な輸出先は、日本とイタリア、そしてフランス、ドイツと続いている。スーパーライトR500の生産のほぼ半数が海外でのものであったという。

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