フォード・フォーカス 1.5 150 エコブースト・タイタニウム

公開 : 2014.09.11 23:20  更新 : 2017.05.29 18:54

■どんなクルマ?

1997年に初めて姿を表したフォードのファミリー・ハッチバックであるフォーカスは実に17年の間、着々と進化を遂げてきた。そこで2014年式のこちら。5ドアのモデルを試してみることにする。

3代目となるフォーカスがデビューしたのは今から遡ること3年前、2011年のこと。この3年間で古くなったところを修正し、ついぞ現れたゴルフ7にも対応できるよう改良が施されたのがこちらのミドル−ライフ版と言うわけだ。

特に著しい進化を遂げたのはインテリア。収納スペースは大きくなり、クローム調のエフェクトや柔らかい手触りのプラスティック・パーツなどで品よく纏められる。印象はよりクリーンになり、センター・コンソールに並べられるスイッチ類も扱いやすくなっている。

パワートレインも変更済み。1.6ℓターボのガソリンとディーゼル・エンジンはそれぞれ1.5ℓターボに置き換えられている。テスト車両に組み合わされるエコブースト150ガソリン・エンジンは、その名の通り150psを発生。同じ型式のエンジンには183psを発生するものも用意される。また1.0ℓ3気筒エンジンには変更がなく、こちらは126psを発生する。

またダウンサイジングされたディーゼルは、95psと121psから選ぶ事ができ、これまでに乗せられていたエンジンに比べると10%経済性が向上している。2.0ℓのTDCiエンジンもラインナップに加わり、こちらは先代比+10psの150psを発生。CO2の排出量は15%抑えられている。

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