フォードBマックス

公開 : 2012.02.09 02:00  更新 : 2017.06.01 00:54

フォードはスライディング・ドアを持つフィエスタ・ベースの小型MPV、Bマックスを来月行われるジュネーブ・モーターショーでデビューさせる。

そのスライディング・ドアは「イージー・アクセス・ドア・システム」と呼ばれ、Bピラー自体をドアに取り込む仕組みだ。これによって1.5mの開口部が造られる。Bマックスの主なライバルだるヴォクゾール・メリーバの開口部は、リア・ヒンジの「フレックス・ドア」による0.7mだ。

リア・ドアは従来の5倍の強度を持つ超高張力スティールによって造られる。しかも、この超高張力スティールは、重さに関しては従来品と全く同じだという。

このイージー・アクセス・ドア・システムによって生まれる余分なスペースを有効利用できるとフォードは言う。リア・シートとフロント助手席は完全に折り畳むことができ、フラットなフロアを作り出すことが可能だ。また、2.3mまでのものであれば、横のドアから運び込むことができるという

フォード・ヨーロッパのエクステリア・デザイン・チーブのステファン・ラムは、このリア・ドアを「デザイナーの夢」と語った。また、こうも付け加えた。「われわれは、小型車を再イメージするチャンスを得ました。人々は、街中の運転で、空間との挑戦をしています。それに対する解決方法を見つけたかったのです。」

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