アディオ
TEL : 046-281-9581 FAX:046-281-9501
営業時間:10:00〜19:00 定休日:年末年始・盆以外は無休
E-mail : [email protected] http://www.adio.co.jp/
パーツからカスタムまで
4+2生活を愉しむ。
アディオは通勤用スクーターから大型二輪、そして欧州フォードをはじめとした輸入車、日本車まで、高い技術力で4輪+2輪のモーターライフをサポートしてくれる。
神奈川県愛甲郡に店舗を構える株式会社アディオ。最新の欧州フォード車用パーツなどを精力的に開発しているという話を聞き今回お邪魔した。アディオに到着すると新型フィエスタ1.0エコブーストと初代フォーカスST170、そしてワイドボディにモデファイされたホンダS2000が筆者を出迎えてくれた。
ファクトリーに足を踏み入れると、そのゆったりとした作業スペースではクルマ以外にもハーレーダビッドソンやビッグスクーターなどの整備・モデファイ作業なども行われていた。同社代表の玉野剛さんは有名チューニングメーカーやレースファクトリーなどに勤めてきた経歴を持つ人物。それらで培ってきた経験をバックグラウンドに独立し、2012年にアディオを設立した。
アディオの大きな柱の一つがモーターサイクル用のパーツメーカーとしての顔である。維持のし易さとパフォーマンスの高さで大型ライダーのセカンドマシンや通勤快速として人気の高い51〜125ccのいわゆる“原付2種”といわれるマシンに向けてハイクオリティなチューニング&カスタムパーツを多数リリースしている。デモカーのホンダPCXにはオリジナルのロングホイールベースキットやBB-SHOOTマフラー&エアクリーナーが装着されていたが、その精緻でマニア心をくすぐる仕上がりにはとても感心させられた。また、このPCXにはセンス良くカーボン調のラッピングが施されていたが、同社はマジカルカーボンで有名なハセ・プロの東日本総代理店でもある。
さて、玄人筋からは評価の高いフォーカス以降の欧州フォード車ではあるが、“マイナー”であることは紛れもない。そこでなぜ? という疑問を玉野さんに投げかけてみた。「本当にたまたまなんですよ。フィエスタに乗り換えたらそのクルマとしての面白さにハマっちゃって!」とのこと。そして気が付けばST170も増車し、すっかり欧州フォードのファンになっていたのだとか。
しかし、実際に乗り出すとやはり少数派。リリースされているパーツはほとんどない。ならばとパーツの開発を開始。現在、フロントナンバーステー、サスペンションブレースバー、デイライトキット、ブレーキパッド(ストリート&スポーツ)などがリリースされており、サスペンションキットの開発も進行中とのことだ。今や日本のフィエスタユーザーにとって目を離せない存在であるといえるだろう。
趣味のクルマとバイクで“6輪生活”を愉しんでいるエンスージァストならば、一度に面倒を見てくれるアディオは心強い存在であるといえるだろう。