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コンフォートなC4ピカソがリジカラでどう変わるか?

レッドポイントの赤座です。

リジッドカラー、良いですね! なんと言いましょうか、このパーツでここまで変わる!?という位に体感できます。ノーマル車輌にも◎、足回りガチガチ仕様にも◎。オールマイティに使用でき、なおかつ、その車の持ち味をグンと引き出すことができます。ノーマル車の場合、シットリさや落ち着きの向上! ガチガチ車の場合、ガチガチの角を取った様なフィーリングに、と必ずといっていいほど変化を味わえます!


では、ノーマル状態がフワフワな印象の車の場合どうなるのか?

対象車輌は「シトロエン・C4ピカソ」フレンチ ファミリーボックスとして趣味性も強く、良い車です。乗り味は、ふんわり した優しいフィーリングです。好みは分かれると思いますが、私の印象としてはそう、船です。縦揺れに お釣り が多いという表現が正しいのかはわかりませんが、明らかに揺れの納まりは良くないです。このフィーリングに リジカラを組み込むとどうなるのか? まずはサスペンションの現状チェック!SDLテストです。ふわふわの原因がダンパー機構にあってはいけませんからね。

今回は前後にリジカラの組み付けです。C4ピカソのリヤ用のお値打ち感、凄いです! 16枚入っていましたいかに 効きそうですね。フロントサブフレームのボルトを抜いてみると驚きの遊びが! このボルト遊びが多すぎて左右前後あらゆる方向に傾けることが出来てしまいます。これを最適化するのがリジカラの役割です。指定の箇所へ、指定のカラーを嵌め込むと、ピタッとフィットしますそのカラーをボルトに嵌め込むと、やはりピタッとフィットします。カラーの付いたボルトをサブフレームに挿入すると、ど真ん中目掛けてボルトが入り込みます。その相手側は、大きなプレーンワッシャ形状のカラーを挿入します。これにより、サブフレームとボディを面接触させる効果が生まれます。ほとんどの場合、この部分は面で接触している様に見えるだけで、点で接触しています。車輌の全ての重量を請け負うこの部分へのカラー装着により負担軽減・乗り心地の改善のキーポイントはこの接触具合にあるのでは? と考えています。組み付け時には付属の「リジカラグリス」をカラーとボルトに塗布します。カッパーペースト風グリスを塗る事により、馴染みを助け防錆効果も望めます。


続いてリヤ側を組み付けましょう。

リヤは左右合計8箇所に組み付けます。う?ん、ピタッとくるな?今回、知った事…それはC4ピカソのリヤフレームの穴の大きさが左右で違うこと右側の方がより多くの遊びを設けて設計されています。リヤ・スラストアングルやリヤのトー値のアンバランスを補正し易くしているのでしょうかね? リジカラを全数組み付け、アライメント作業を施工後は、再度SDLテスト! ここではアライメント作業後のサイドスリップ値をチェックする意味も含めています。

乗ってみた印象は? フワフワだった作業前に対して、非常に変化が出ています。もうフワフワだね、とは言わせないフィーリングです! ショックアブソーバを交換しなくては実現しようがない、カチッとした印象に激変です。しかしながら、ショックアブソーバを交換したわけではないので、苦痛を感じる部分も無く一言で言えば「丁度良い」そんな印象でしょうか(ショックを変えると誰もが苦痛を感じるわけではありません、付ける物にもよります)。素材の良さを引き立たせた仕上がりに、私どもも、お客様も満足です。

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