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4代目フォルクスワーゲン・ゴルフ オーバーヒート/ウォーターポンプ交換/タイミングベルトも

カムズファクトリーの武藤です。

4代目フォルクスワーゲン・ゴルフ。

オーバーヒートで入庫しました。

「水温計が・・・」と、
お電話をいただきご来店いただきました。

「水温計はどのあたりまで上がりました?」と伺うと

「130℃ぐらいまで・・・」

なんとも恐ろしい数字です(・・;)

診断の結果は冷却水が回っていない。と判明!

はじめはサーモかと思いましたが違いましたね。

原因は「ウォーターポンプ」でした。

画像でお解りのようにインペラが3分割になっていました。

これでは軸が回っても水は回らず・・・

画像で簡単にお見せしましたが、
ウォーターポンプは簡単に取れる位置にはありません。

画像は右前輪位置からです。

インタークーラーへのホースをはずし、いろいろはずしてたどり着きます。

シルバーに光っているのはオイルパンです。

VWやアウディのエンジンの多くはタイミングベルトでウォーターポンプを駆動しています。

距離は5万キロぐらいでも10年の歳月がベルトを痛めていることも多いです。

オーナーさんは機会にタイミングベルトの交換を決断。

工賃は若干の上乗せになりますがおすすめです。

中央の穴の開いている部分にウォーターポンプがはいります。

画像に写っていませんが、手前にエンジンマウントがあり、はずすのが結構たいへんです。

完成後、調子を伺ったら「エンジンがスムーズになった」「調子がいい!」とコメントを頂けました♪

交換前のタイミングベルトは伸びていました。
今思えばタイミングが良かったのかもしれません。
切れてからでは遅いですから。