徹底解説

2015.02.28

マツダCX-3

2015年現在、B〜CセグメントのコンパクトSUVは、各メーカーから個性あふれるモデルがひしめく激戦区となっている。その火付け役となったのは2010年に発売が開始された日産・ジュークで、従来のSUVとは一線を画すスタイリッシュなボディとコンパクトカーならではのカジュアルな雰囲気と取り回しの良さは世界中で人気を集め、多くのフォロワーを生んだ。

ラフロードを走ることを前提としないそんなモデルたちは「アーバンSUV」と呼ばれ、すでに第二世代に区分される車種も増えてきた。そのもっともホットなカテゴリーに、マツダが自慢のSKYACTIV技術をフル投入して開発したモデルがCX-3である。

エクステリア

近年のマツダが推し進めているデザイン・コンセプト、「魂動」をテーマに描かれたCX-3のボディ・ラインのルーツは、2010年のロサンゼルス・オートショーで発表したコンセプト・モデル「靭(SHINARI)」に行き着く。

躍動感と先進性をキーとする魂動デザインは、車種にあわせてアレンジや発展を加えることで様々なスタイルに適応することが可能。フロント・フェイスこそ定番の「マツダ顔」だが、サイドビューはCX-5やアクセラとも違う、CX-3独特のスタイルを手に入れている。

CX-3のベースとなっているのは同社のコンパクトカーであるデミオだが、CX-3のボディは全長4275×全幅1765×全高1550mmの3ナンバー・サイズ。デミオに比較すると全長で215mm、全幅は70mm、全高で50mm大きくなるが、兄貴分でもあるCX-5と比較するとひとまわり小さい。ホイールベースはデミオと同じ2570mmだ。

スタイリングの特徴はサイドビューにある。サイド・ウィンドウのショルダーラインは後方に向かって上方に伸びており、大きく張り出したフェンダーと合わせて躍動感やたくましさを強調。いっぽうルーフ・ラインはハッチバックのようになだらかに下っており、スポーティさや軽快さを表現している。またDピラー下部は左右ガラスとリア・ガラスを繋げるようにブラック・アウトされ、これによりルーフを浮かび上がらせて見せている。ルーフとボディとを視覚的に切り離すことで、ボディを薄く見せ、スポーツクーペのような佇まいを演出している。

 

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