特別企画

2017.06.28

MOMO 「ステアリング」と「ホイール」を、アートに高めたブランド

MOMOというイタリアン・プロダクトは、誰もが手を触れたことがあるはずだ。ステアリングも、ホイールも、色褪せないブランドにはそれだけの理由がある。

text:Takuo Yoshida(吉田拓生) photo:Hidenori Hanamura(花村英典)、MOMO JAPAN [PR企画]

MOMO はじまりは自分のレースカー

MOMOブランドが創業50年を迎えたのは2014年。
ヘリテージブックや50周年プロダクトが少量ながら発売された。

 
歴史のあるブランドは、ひとりの男の情熱を源泉とすることがほとんどである。ステアリングをはじめとするカーアクセサリーで世界的にその名を知られるイタリアンブランド、MOMOもまた、ジャンピエロ・モレッティというジェントルマンドライバーのモーターレーシングに駆ける情熱の結晶として存在している。

今年、日本導入がはじまるヘリテージライン。写真は「スーパーグランプリ」。

 
MOMOのブランドネームがレーシングドライバーであるモレッティと、彼と縁の深いモンツァサーキットに由来している事実は有名である。自身の駆るレースカーのステアリングが握りにくかったことをきっかけとして、モレッティ自身がステアリングを自作した1964年こそMOMO社が創業した年なのである。現役のレーシングドライバーでもあったモレッティ自身がデザインしたステアリングは握りやすいと評判になり、ロードカーのみならずフェラーリF1をはじめとするレーシングシーンにもまたたく間に普及していった。

ステアリングから、ロードホイールへ

’70年代に入るとMOMOはホイールの製造も開始している。リムやスポーク部にMOMOのロゴが鋳込まれた個性的なデザインを特徴とする同社のホイールは、ロードカー用はアルミニウム、コンペティションマシン用はマグネシウムでキャストされ、こちらもすぐにトレンドを牽引する存在となっていく。

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