「スーパーカーと接していたい」。そんな少年の頃の夢を現実のものとして20年。性急さよりもむしろ時間をかけても納得のいく仕上がりを追求するボディーショップ カワナは、スーパーカーだけを取り扱う鈑金塗装のファクトリーである。

東名川崎のほど近く、尻手黒川道路から入った路地の奥、静かな住宅街を進んでいくと、突如として何台ものフェラーリが並んでいる一角が現れる。そんな光景が鈑金塗装のスペシャルショップ、ボディーショップ カワナだ。

フェラーリを筆頭に、ランボルギーニやマセラティ、ポルシェにベントレーなど、スーパーカーおよびプレミアムな輸入車の鈑金塗装を主たる業務としているボディーショップ カワナ。フェラーリが純正指定するPPGの油性塗料を使用し、高品位な焼き付け塗装を行うための塗装ブースを備えるが、いたずらに設備を拡張することはい。シンプルで小規模な体制は創業以来のものだ。それは仕事のクオリティを高く保つためのこだわりでもあるという。

同社代表の川名義徳さんは70年代半ばの熱狂の洗礼を受けた“スーパーカー少年”。DINOとBBが大好きな少年はその心を持って成長し、24歳で自動車整備の世界に進んだ。輸入車メインの鈑金塗装の工場で寸暇を惜しんで技術を研鑽し続け、ついにはフェラーリやポルシェなどのスーパーカーの鈑金塗装も任されるようになったという。

そして29歳の時に満を持して独立した川名さんは、自らのファクトリー、ボディーショップ カワナを設立。バブル崩壊直後の厳しい時代の中で四半世紀、顧客から託されたクルマに対して、誠意と情熱をもって常に対価以上の仕上がりを提供し、信頼と実績を積み上げてきた。その実力は全国の著名なフェラリスティが参加するコンテストにおいて、同社の手掛けた車両が、フェラーリの公式ワークショップの作品に次いで入賞した実績も持つ。そして現在、同社のファクトリーは数々の有名ショップやエンスージァストたちの愛車で賑わうに至っている。

あなたが愛車を安心して託すことができる鈑金塗装のスペシャリストを探しているというのならば、ボディーショップ カワナに相談してみるといい。すべてにおいて納得できる仕上がりを叶えてくれるはずだ。ただ、時間だけは余裕を見てほしい。