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続、近隣から注目の的サーブ9000

オートクラフトの野田です。

先月上旬から弊社の目立つ所にずっと置かれている車両があり、前月のロータスとは違う注目を近隣の同業者から浴びていたんです。「あのサーブ、ずっとあの場所でどうしたのかな? 何やってるのかな?、でも動かなくなってけっこう長くねぇ」「バラしちゃったけど、パーツ待ちなんでねぇの、サーブ部品やばそうだもんなぁ」「少しフロントの車高が高いから、ヘッド降りてるでないの?」(あなた、するどいですね)しかし、そんな心配をよそに、先日修理完了いたしましたよ。

とある事情で、シリンダーヘッド降ろして各部リフレッシュ。21万キロ走破の個体、シリンダーホーニングの状態も悪くなってません。シリンダーヘッドのバルブやガイドも再使用でOK。きっとエンジンパーツの使ってる材質がいいのだと思いますね。このエンジンルーム80年代の「外車のエンジンルーム」な感じがよく出てると思いませんか。黄色のキャップ達(エンジンオイル、ブレーキフルード、冷却水、ウォッシャー液)はオーナーが日常点検箇所してほしい箇所なんでしょうね、とても分かりやすい。でも昔このタイプのサーブのエンジンオイル交換しようとしてオイルレベルゲージを探したら、見つからず、エンジンオイルフィラーキャップをあけたら、オイルレベルゲージがくっついてきて、ビックリしたことが忘れられません。キャップとレベルゲージを一緒にしてしまう感性は日本人にはありませんよね。是非30万キロオーバー目指してください。またまた整備後の感想レポートでした。