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クラッチがバラバラに・・・

『クラッチがガタガタしてとても走ることができない』とのことでレッカーにてご入庫いただいたアルファ156TS。早速、入庫時のチェックから作業を開始させていただきましたが・・・

とてもクラッチが正常使用できる状態ではない事がわかり、この状態で確認作業をすれば更に二次災害が起る可能性がありそうでしたので、直ちにクラッチの点検作業にかかりました。

アルファ156ツインスパークのクラッチを点検・分解する際には、実はたいへん大きな作業が必要となります。フロントのサブフレームを降ろす必要があるのです。そうしてミッションを取外してみると、バラバラになったクラッチディスクの破片が!!!!

さらにクラッチカバーを外してビックリ! なんとクラッチディスクが分解してバラバラになっていたのです。クラッチはある程度の距離で磨耗して使用出来なくなり寿命となりますが、このような破損は稀です。

原因は色々と考えられますが、前回に他の工場で行われたクラッチO/H時の組付け不良、レリーズベアリングの作動不良又はクラッチカバーのプレッシャー圧力が均一になってない不良、そしてドライバーのクラッチ使用が過酷過ぎたなどでしょうか。とにかくディスクがバラバラではとてもクラッチが使用できるような状態ではありません。

早速新しいディスクを取付ます。フライホイール側も問題ないか良く点検して、ディスクの当たる面を磨いてディスクの密着性を上げます。

そして通常、クラッチのO/Hとはこの部分の交換で終わるのですが、クイックではこの時点でないとできない作業を必ず併せて行います。それについては次回にご紹介させていただきます。

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