アルファロメオ・ジュニアZ 配線修理完了いたしました!
オートクラフトの野田です。
本日完成納車しましたジュニア・ザガート1.3のレポートをさせていただきます。
このクルマのオーナー様はあるカークラブの会長さまより、「配線ならオートクラフトでキチンとやってくれるよ」と聞き、ほどなくして弊社訪問いただきました。
その時は、とても入庫受け入れられる状況ではなかった為、入庫待ち承諾いただき約1ケ月後、入庫となり作業方針打ち合わせ。
お互い初めてで、オーナー様もかなり慎重です。個体はレストアされておりかなりいい状態。ただ細部に問題有り、オーナー様もそのあたりの事情よく承知なさってます。
「ブロアモーターヒューズがきれるんです」
→「それだけ治せばいいんですか?それとも配線全体リフレッシュしますか?」
から始まり、いろいろ要望うかがいます。
要望要約しますと、配線電気回路は安全高効率な回路でハーネス製作、バッテリーやハーネス位置等極力純正然とさせて欲しい、LEDにする電球はココとココ、途中で不具合見つかっても後から対処できることはそのままでOKなどなどです。
弊社としましては、珍しいパターンのハーネス製作ですが、仕事ですので要望に忠実に満足していただけるよう作業させていただきました。
途中で、パーキングブレーキの不具合も打ち明けられ(ここの工場なら治せると思ってもらったと確信)、パーキングブレーキトラブルシュート追加もありましたが、これは誤組み、間違ったワイヤー使用、ライニング残不足、部品入手もすぐ出来て、配線に比べれば簡単なものでした。
そんなこんなで今回の作業は2ケ月もかからずに終わらせられました。
作業終盤に進捗状況の確認に来社されたとき、
「好きなだけ見て、苦情があれば言ってくださいね」
と、LEDライト渡して作業途中のクルマをみていただき、
「特に何も言うことありません」
と言っていただきました。予想を超えた施工だったようで、オーナー様の表情もかなり穏やかになりました。
いつも思うのですが、弊社のハーネス製作作業は方程式のようなものが無いので、仕事を請ける時にどれだけ信頼関係が築けるかです。
かといって、小一時間くらいの話し合いで、なかなか信頼関係は築けるものではなく結果、もう騙されたと思って頼んでもらうしかありません。
今回も初めての弊社ご利用で、信頼しこのような仕事を依頼していただき、本当にオーナー様に感謝しております。
では、またのご用命お待ちしてます。
弊社ホームページにもこの施工事例アップしましたので、是非ご覧ください。