ランチア・デルタ、センサー類の不調
エンジンの不調でお預かりしたランチア・デルタ・エボ2。入庫時、アイドリングがまったく安定せず、マフラーより黒煙とガソリン臭が強い排気ガスが・・・。ランチアテスターにてエンジンの各センサーの状態を確認しました。その結果、エンジンの負圧状態をモニターしているバキュームセンサーの故障が確認できました。
バキュームセンサーが壊れてしまうと、キチンとした空燃比が制御されず、今回の場合はどんどん燃料が濃くなりエンジン不調になっていました。このセンサーは現在も新品が供給されていますので、交換いたしました。
また、排気ガス中の酸素の量をモニターしているO2センサーも不安定な作動をしていましたのでこちらも併せて交換させていただきました。最後にエンジン調整、入念にテストして、無事に作業は完了いたしました。