ADO16の配線引き直しもお任せを
オートクラフトの野田です。
今回は弊社ホームページをみて、入庫となりましたバンデンプラス・プリンセスの紹介です。
入庫に至るまでに2回ほど電話にて、こちらの知識能力を暗に試されるようなやりとりがございました。
結果は、オーナー様を満足させる回答を主治医が出せず、セカンドオピニオン、サードオピニオンを求めて方々問い合わせ、篩いにかけ残ったのが弊社だったと。
英車オーナー全般の傾向のように、オーナー様から細かい指示も主張もなく手短に打ち合わせ終了。
作業開始して、電話による方針の説明も話半分で「もうおたくのいいようにしていいよ」のお言葉。
途中で一度、作業途中を偵察に来社された時も、不満を頂戴することもなく。
伺うと、主治医には何度も何度も説明を求めたのに、納得できずで、何度スターターやオルタネーターを交換させられたことか。
しょうがなく自分で各部電圧とやらを測ってみると、、、、、、、、、。
「こりゃ配線替えないと、何やってもダメだ」
そんなこんなで、今回はフロントハーネスのみ製作の方向で開始。
純正ヒューズは2回路のみ!!!そこに俺にも電気くれ〜、俺にも、俺にも状態で配線が寄って集ってます。そりゃ無理がありますよね。
はぁ〜、回路の振り分け考えるのが大変。まぁそれは毎度のこと。今回は16回路です。
それと室内への電源線側のみのリフレッシュを追加提案、快諾。
作業終了後、この手の古い英車はすごく分かりやすく元気になるとしみじみ実感。
スターターの作動音、エンジンのアイドリングの様子から、明らかに違います。
ヘボヘボした旧車の感じが無くなりました。これは電気を改良した旧車全般に言えます。車は電気です、は大げさですかね。
余談ですが、このバンプラを眺めてたら無償に『GTロマン』が読みたくなってきました。
英車いいですよね。
ADO16のMG1300の2トーンカラーのモデルが、免許とりたてのころ真面目に欲しかったのを思い出しました。
ほんと英車いいですよね。
でも車を知れば知るほど、仏車、独車、伊車、米車等どれもそれぞれの良さがあるんです、同じくその反対の面もそれぞれ。
知りすぎるのも幸か不幸か。
では、旧車を骨董品扱いせず使いたい方々、弊社の自動車配線修理を一度お試しください。