電気配線にも細心の注意を払い
オーバーホール成ったエンジンが搭載された FIAT DINO スパイダー。正しく組まれたエンジンがコンパートメントに納まると完成も近く感じてしまいますが、実はこれからが大変なところでもあります。
生産から数十年の月日が経過しているヒストリックカーの場合、電気配線に問題を抱えていることが多いのです。ビニール被覆の硬化や内部の導線の酸化による導通不良や断線。そして後年に施された場当たり的な追加配線や修理。それらはそのクルマ本来の性能を大きくスポイルするばかりか、時として車両火災の大きな原因となることもあります。
今回は問題のある配線を特定し、新たに引き直しを行います。配線図と実車を見比べながら、オリジナルの雰囲気を損なわないためには、細心の注意を払う必要があります。配線の容量、色や使用する端子が正しいことはもちろん、端子のカシメ方や接続の仕方も適切であることが求められるのです。
アウトストラーダ
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TEL:047-397-3322 FAX:047-397-3366
営業時間:9:30〜19:00 定休日:日曜日、祝祭日
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チーフ・メカニック:池田 誠
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