オートクラフトの野田です。

アルファロメオ1300ジュニア・ザガート修理レポート　最終回をお送りします。
3回に渡るニュースレポートも、先日お客様がご来社され無事修理後の感想をいただき4回目の最終回をお届けすることとなりました。

・真っ直ぐ走るようになった。
・真っ直ぐ止まるようになった。
・ニュートラル時空走感が重いも指摘され、こうなってみると普通に戻った感じ。今まではいつも後ろ髪引かれる感じだったとしみじみ感じます。
・キャブレター調整と4輪ホイルアライメントの相乗効果により、軽く調子よく走る車になりました。
・水温管理の重要性もわかりました。認識を変えて、これから水温を観察して対処法をまた相談します。

上記のような感想をオーナー様よりいただきました。
私共から求めた感想なので、頭のよいオーナー様ならではの模範解答をしていただいたのかもしれませんが、私共は真に受けて喜んでいただけたと信じております。

納車時に、「このような仕事をさせていただき本当にありがとうございました。今は見積り、見積り先行で、なかなかこのような流れで作業させていただけるケースは少なくなってきてます。このような仕事をいただくことによってメカニックは腕をふるえますし、経験値もあがります。車をきちんと治すには、どんどんお腹を切って中を見てみないと始まりませんし、切ってしまうと元には戻せませんが、どんどん切って治せるものは治させて欲しいのです。私共も感情をもった生き物ですので、信頼には、信頼で応える努力をします。その逆もしかり。これからもこのようなスタンスで弊社をうまくつかって車趣味を楽しんでください。」とお礼を申し上げました。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。