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電装は「連携プレー」なんですよ

オートクラフトの浅沼です。

よく「オルタネーターが寿命」という話を聞きますが、ああいう場合、バッテリーを交換せずにぎりぎりまで使っている場合などが少なくないようです。バッテリーもしだいに電圧が下がっていきます。すぐに低下するとつねにオルタネーターが回り続けることになります。ですので負荷が大きくなるのです。

またオルタネーターの容量を大きくするという方もいらっしゃいます。そんなときはバッテリーも配線も大きくなっているでしょうか?電圧は足りても流れる電流に対して許容量を超えてしまい、熱で回路を傷めることも少なくないのです。

電装系は負荷も小さくする、容量も大きくする。トータルで考え、その回路に流れる電流に見合った配線を構築することが重要です。特に最近のクルマは設計に余裕がほとんどないのが実情です。何か一つだけ容量を増すのではなく、トータルで考えることが大切です。

その手始めに、バッテリーはテスターでどのくらいの電圧が出ているかチェックしてみてください。