ボルボ960エステートのリニューアル作業・第2弾
こんにちは、カムズファクトリーです。
今回も引き続きリニューアル作業中の販売車両、ボルボ960エステートの作業風景をご紹介します。
足元の美観を左右するアルミホイールですが、縁石への接触などによるガリ傷がほぼ全周にわたって付いていましたので、修復を行います。まずはキズをサンダーで削り込み、金属パテで表面を平準にしていきます。キズがなくなったらサーフェイサーを入れて下地作業は完了、サフの表面を研ぎ込んで本番のペイント作業に進みます。
テールゲートとボンネットも車両から取り外してペイントします。カムズではボンネット及びトランクパネルは単体で塗装作業を行っています。なぜかと申しますと、新車時の塗装状態に近い品質で塗り上げたいためです。
塗装を完了し、60℃の温風で30分間乾燥させたボンネットの塗装表面はすでに充分な光沢を持っていることがわかると思います。実はこの光沢感を出して塗装するのにはかなりのテクニックを必要とするのです。塗装の品質はいかに新車時の塗装表面に近く塗り上げられるかと、可能な限り磨きをしないで仕上げるかにかかっています。ドアなどの側面パネルの場合にはほとんど磨き作業は必要ないレベルでの塗装を行うことが常識であり、塗装性能を落とさないことになります。
塗装ブースではバンパーやルーフレール、スポイラーなどが塗装を終え、取付を待つばかりとなっています。この後、組み付けに取りかかります。
カムズファクトリーは神奈川・横浜・港北 の板金・塗装専門ショップです。
スリキズ・へこみ修理に親切・丁寧に対応します。