ミナーバの三和です。

旧いイタリア車では電装系の配線が燃える、なんてのは日常的ですが、こちらはアルファ・ロメオGTV初期型のエアコンコントロールユニット。カプラーが溶けているのはもちろん、中の基板も燃えちゃって大変なことになっています。

まぁ、エンジンルーム内という部品が設置された環境が厳しいのもありますが、ペラペラのプリント基板に50アンペアもの大電流が流れるリレーが刺さっているなんていうおバカな設計にも問題がありますね。

そこでプリント基板の回路を読み解いて、同様の機能の回路をリレーとダイオードとヒューズを組み合わせて製作します。これで元の状態よりも大幅に信頼性・耐久性共に向上しますよ。