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樹脂製フィンのウォーターポンプにご注意を

セカンドモータースの田村です。

今回お預かりのクルマは98年のボルボV90。エンジンがアイドリングで走行中は普通なのですが、加速したり負荷がかかると水温が上がります。サーモスタット、ラジエター類は交換済みで、過去にタイミングベルト、ウォーターポンプは他社の工場で交換履歴あり・・・。

当社で交換したサーモスタットやラジエターに不良があったのか確認するも、問題はなく・・・。まあ、ないだろうとは思いながらも、タイベルを外して、ウォーターポンプを外したら、原因がいました。なんと社外のウォーターポンプのフィンがぶっ飛んでました。(-_-;) しかも、フィンがプラスチックで出来ている・・・考えられない・・・

当社ではこのエンジン用の社外ウォーターポンプは使っていませんが、FF 5気筒用の社外はストックしています。ただ、そのポンプはフィンはしっかりした金属だし、ほとんどクレームは出たことがないので、まさか交換して間もないウォーターポンプとは疑いもしませんでした。軸受けのカシメが割れて空回りしている感じですね・・・

もし、社外のウォーターポンプを使う場合は、フィンがプラスチックタイプを使用するのはやめましょう!(勿論当社では使ってませんので、ご安心下さい)