こんにちは、オーセンティックカーズです。

ロータス・エリーゼを手に入れたいと考えた時、何を重視するかでそのチョイスは変わってきます。スポーツカーとしてのピュアさと軽さを最優先するならばシリーズ1となることでしょう。そして、エアコンの装着や耐候性の高さ、年式などを勘定するとシリーズ2が現実的な選択となります。

そこで、弊社ショールームに現在展示されている２台のシリーズ2エリーゼのユーズドカーをサンプルにして考えてみることにしましょう。片やローバーVVC（Kシリーズ）搭載の’05年エリーゼ111（348万円）。そしてトヨタ1ZZ-FE搭載の’08年エリーゼS（415万円）の２台のシリーズ2エリーゼはいずれもオリジナルコンディションの高品質のユーズドカーです。

オリジナルエリーゼのテイストを色濃く残した軽量な’05ローバーとより高いパフォーマンスと洗練、信頼性を備えた’08トヨタ。この２台を比べると、年式による価格の差が非常に少ないことに気付きます。これはクルマのコンディションがほぼ同等であるならば、搭載エンジンや仕様などの好みでチョイスすることができると言ってもよいでしょう。

いわゆる中古車の常識で考えると、新車からの値落ちが非常に少ないといえるエリーゼ（これはロータス車全般にいえることですが）。視点を変えるとユーズドエリーゼを探す時、仕様などによっては新車も充分に選択範囲に入ってくるといえます。例えば、同じくショールームに展示中の’15年エリーゼSネオクラシックエディション。この車両のプライスは736万5600円ですが、これがスタンダードモデルの新車だと約590万円となります。どうでしょうか？　意外なほどにその価格差は小さいことがおわかりでしょう。

新車はカラーや内装、各種オプションなど、好みの仕様でオーダーできますし、洗練度の高さやメーカー保証などのアドバンテージもあります。一方、好みが合致すれば年式の旧い中古車であっても、専門店で整備を受けてきた個体ならば充分な信頼性も確保されていますし、なによりも最新モデルにない軽快さを持ち合わせているといえます。

このように書いてしまうと、「じゃあ、どれを選べばいいんだ？」と思われるでしょう。ロータス正規ディーラーであり古くからのロータス専門店でもある弊社では、いずれを選択されても、それぞれに最大限のプレジャーとサービスをご提供できます。要はお客様は「心の赴くままに」チョイスしていただければ結構なのです。