レッドポイントの赤座です。

多岐に渡る中古車の整備もいよいよ大詰めです。ここまでくれば、さすがに大物整備もないので、オーナー様の許へ納車する前に、各部を詰めていきます。

暑い夏を快適に過ごしていただくためには、エアコンのメンテナンス＆クリーニングは欠かせません！　

この車両にはスーパースプリントのテールマフラーが装着されていましたが、テールパイプの位置が美しくないので調整します。こういうクリアランスは気になりますね〜

オイル交換の作業に併せて、オイルクーラーとシリンダーブロックの間に備わるシールリングを予防的に交換します。この部分に軽い滲みがある個体は多いですね。

また、当社の整備では欠かせない、4輪トータルアライメントの測定と調整も行います。106のアライメントは調整機構は少ないですが、左右差や直進性不良など、工夫次第でしっかりと補正は可能です。

カーボンクリーニングの仕上げとして、SeesAフューエルラインクリーナーを注入します。洗浄と燃焼促進効果が得られ、結果として出力向上も望めます。

更に細かいところでは、プジョーの定番であるウォッシャータンクのフタが割れていたのを交換しました。

納車直前にはボディコーティングを施工して完成です。見違えるほどにキレイになりました。一連の施工を終えて強く感じるのは、やはり106はよいクルマだということ。直感的に動いてくれ、キビキビとした味わいをもつコンパクトカーは、今となっては過去のモノですが、今後もこうして遺していきたいですね。